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こんにちは、ひびくらです!
もうすぐクリスマスですね!今回はクリスマスに…でなくても良いのですが、SNSに欲しいなと思う機能を挙げていこうと思います。
もしSNS開発者の方がいましたら、勝手に機能を追加しても大丈夫です!(同じ内容を考えてる方がいたらごめんなさい)
なお、期限ギリギリまで文章を書いていて画像がないので、少し見づらいかもしれません…相互フォロー申請
人によってフォロー/フォロワーの増やす目的が異なると思います。例えば、
- 情報収集したい → フォローを増やす
- 人気者になりたい → フォロワーを増やす
- 仲良くする人が欲しい → 相互フォローを増やす
という風に様々な目的があります。この内、相互フォローを増やすのに役立てそうな機能が相互フォロー申請です。
相手に相互フォロー申請を送ると、承認されたときに相互フォロー状態となります。拒否された場合は何も変わりません。
具体的な内容
僕がSNSを開発するとしたら、相互フォロー申請機能を作るときにこうしようかなという仕様です。
AがBに相互フォロー申請を送るとします。
- BがAをフォローしていない場合に、AはBに相互フォロー申請を送ることができます。
- Aが相互フォロー申請を行い、Bが承認するとAとBは相互フォロー状態になります。
- Aが鍵垢の場合も、Bからフォロー申請を送る必要もなく自動的にフォロー状態になります。
- Aが相互フォロー申請を行い、Bが拒否してもフォロー状態は変わりません。
- AがBをフォローしていない状態で拒否しても、お互い未フォロー状態のままです。
- AがBをフォローしている状態で拒否しても、AはBをフォローしたままになります。
- Bが相互フォロー申請を受け取ってから承認または拒否するまでの間に、A側で相互フォロー申請を取り消すことができます。
- 取り消した場合、Bが拒否した場合と同じく、フォロー状態は変わりません。
- Bが相互フォロー申請を受け取ってから承認または拒否するまでの間も、フォロー状態は変わりません。
- 一時的に自動でAがBをフォローする、ということもありません。
- ただし、相互フォロー申請中にAが手動でBをフォローすることは可能です。仮に不可能であっても、Aが申請を取り消してBをフォローし、再度相互フォロー申請を送れば同じ状態になるからです。
まだどうするのが良いか考えているのは、Aが鍵垢のときにBに相互フォロー申請を行ったら、BがAの投稿を見れるようにするかということです。
知らない鍵垢の人から相互フォロー申請を受け取っても、どんな人なのかわからないから怖いという人や、承認するか判断材料に困る人もいると思います。また、単に鍵垢からフォローするのとは違い、相互フォロー申請ならBにA(鍵)の内容を見せられるよという意味も含むため、事前にAのプロフィール画面で確認してから承認できても良さそうです。
ただ、フォローせずに鍵垢の内容を見れることになるので思わぬデメリットがありそうです…
何が嬉しいか
相互フォロー申請機能がSNSにあれば、以下のメリットが生まれると思います。
- 「仲良くなりたいからフォローしたけど、相手からフォロバされない」を減らせる
- 相互フォローにこだわる人は、「フォローしたけどフォロバされないからフォロー解除する」を減らせる
相互フォロー申請のみ許可
相互フォローにこだわりたい人は、自分が相互フォロー申請を送るだけでなく相手からフォローされるか選びたいという人もいるでしょう。その場合、相手からのフォローを禁止して相互フォロー申請のみ受け取る機能があれば良いでしょう。 相互フォロー申請のみ受け取れるようにすると、
- 自分が鍵垢にしなくてもフォローされるかどうかを制御できる
- リポストされたり外部からリアクションをもらったりしながらフォロワーを制御できる
- 相手が相互フォロー申請のみ許可していれば、「相互フォローにこだわる人をフォローしたけど、合わないと思われてブロ解された」を防げる
という感じで、双方にメリットがあります。
また、相互フォローにこだわる人にとっては、相手にフォロー解除されたら自動的に自分もフォロー解除する機能も欲しそうですね。これも思わぬデメリットがあるのかもしれませんが…
フォローのみ許可
企業や有名になりたい人など、フォロワーが重要である場合、届いた相互フォロー申請をいちいち承認するのは面倒ですし、フォローを最低限に減らしたい場合もあります。また、フォローとフォロワーは別々に考えたいという人もいると思います。
そのような場合に、相互フォロー申請を受け付けずにフォローのみ受け付ける設定があれば良いでしょう。そうすれば、
- 自分で承認する必要がなく、
- 必要な情報やネタを届ける相手を増やしながら、
- 自分はフォローを増やさなくても良いのでTLは変わらない
と相互フォロー申請機能がない場合と同じメリットを受けることができます。
相互フォロー申請の課題
相互フォロー申請機能があれば、フォローに対する色んな考え方に対応できるようになると思いますが、欠点も出てきます。それは、鍵垢と同じく「申請」によるデメリットです。
拒否(≠放置)をしても何回も相互フォロー申請を送られたり、申請を許可/拒否するのがめんどくさかったりします。フォローのみ許可する機能を使えばこれらのデメリットは防げますが、普段は相互フォロー申請されても良いという人は少なくないと思います。
鍵垢も含めて、申請のデメリットをどうやって減らすか考えていく必要がありそうです。
フォロ解・ブロ解の表示
フォローしてなかったっけ?
SNSをしていて、こんなことありませんか?
「この人フォローしてた気がするけど、フォローしてなかったっけ…」
この場合、単にフォローしたことがないのか、間違ってフォロー解除ボタンを押したのか、それともブロ解されたのか…判別できないときもあります。特にフォローした直後にブロ解されたり、相手が低浮上だったりすると気付かない場合もあります。
この状態になると、相手がブロ解してきたのかわからないので気軽にフォローすることができなくなりますし、気にせずフォローしたら実際にブロ解だった場合、相手はわざわざブロ解したのにまたフォローされたので迷惑になります。
迷惑をかけずに気軽にフォローできるように
これを防ぐために、未フォローの場合にプロフィールなどにフォロー解除をしたか、或いはブロ解をした/されたか表示しておけば良いのではないかと考えています。
そうしておけば、相手のプロフィールに表示されたテキストによって、以下のようにフォローするか否かを考えやすくなります。
- 「まだフォローしていません」と表示 → フォローして新たな繋がりを増やせる
- 「自分でフォロー解除しました」と表示 → 誤ってフォロー解除したか、相手の投稿などに合わなくてフォロー解除したか、など絞り込める
- 「ブロックが解除されました」と表示 → 相手からブロ解されたため、再フォローはしないほうが良い
ブロ解の表示をしたくない場合
ただし、自分がブロ解を行ったときに常に相手にブロ解したことを表示するのも問題になる場合があります。 例えば、新たにアカウント作って転生するほどではないけど、既存のアカウントの方針を変えるためにブロ解を行い、再度フォローされても問題ないというスタンスにする場合です。
そのような用途でもブロ解できるように、ブロ解するときに相手に表示させるかさせないか選択できれば良いと思います。
ただし、相手に表示させないのは再フォローされても良い場合のみにするように、SNSアプリ側で注意喚起は必要でしょう。相手に再フォローされたくないのにブロ解したことを表示しないようにすると、相手は自分をフォローしたことがあるかわからなくなるか、再フォローOKと捉えるためです。
他の候補
…とここまで書いていきましたが、ブロ解の表示ではなくブロ解されたら相手が鍵垢でなくてもフォロー申請にするか、そもそもフォローを禁止にするという候補もありですね。もちろんそれぞれにメリット・デメリットがあると思います。
いずれにせよ、現状のブロ解のデメリットである「ブロ解されたかわからない」を解決でき、「ブロックするほどではないけど離れたい」という丁度良い距離にできる機能があるといいですね。
画像の代替ではなく「追加」としてのテキスト
多くのSNSには、画像にALTを付けられる機能があると思います。ALTはalternative(またはalternative text)の略で、日本語訳すると「代替」(代替テキスト)です。つまり、画像が見えない場合に代わりにテキストで画像の内容を代弁する機能です。
例えば以下の場合は画像が見えず、代わりにALTを使用します。
- 通信が重くて画像の読み込みが完了していないか、画像の読み込みに失敗した場合、ALTを表示します。
- 視覚障害の場合、スクリーンリーダーを使用してALTを音声として読み上げます。
ALTの誤った利用法
しかし、多くのSNSでは画像をタップするとALTも表示されるため、その挙動を利用して以下のような間違った使い方をする人もいます。
- 感想を付け加える (第2の文章を書く場所としてALTを誤って利用)
- 「とても美味しかった😋」「〇〇ちゃん今日はありがと~」など
- (画像が見える前提で)画像の補足説明 (「画像にテキストをつける」を誤解してALTを利用)
- 「ここで隠し味に塩を入れると、より一層美味しくなるよ!」(画像に塩は写ってない)など
- ワンクッション置きたい内容 (ネタバレや重い内容など。タップするまでテキストを隠す機能としてALTを誤って利用)
- 「ラスボスのシーンはみんなで力を合わせて結界を割ったら、本体がめちゃ弱かったのは面白かったw」など
- 長文投稿 (SNSのALTは通常文字数が無制限か投稿とは文字数が共有されていないため、投稿の文字数上限を超える機能としてALTを誤って利用)
- 「文字数が足りないのでALTに書きますが、…」など
これらの利用方法が間違いであることを知らなかった人や、知っていてもなおこれらの用途でALTを使用していた人は、今からやめましょう。
現状の対策
しかし、ワンクッション置いたり長文を投稿したりしたい場合、どうすれば良いでしょうか? 現状では、SNSによっては専用の機能があったり、それがなくても外部サイトに書いてリンクを貼る方法があったり、本文で済む場合もあったりします。用途毎に見ると、
- 感想を付け加える → 本文に書こう
- 画像の補足説明 → 本文に「画像2枚目で~」のように書こう
- ワンクッション置きたい内容 → SNSにネタバレ防止機能や警告表示機能(タップしないと本文が見れない機能)があれば、それを活用しよう!なければ、テキストを投稿できる外部サイトに内容を書いて、そのリンクをSNSに投稿しよう
- ワンクッション置くために作られた、テキスト投稿サイトもある
- 長文投稿 → SNSに長文投稿機能があればそれを活用しよう!使えなければ、リプで続きを書くか、長文を書ける外部サイトに書いてそのリンクをSNSに投稿するかしよう
というふうに機能を活用できます。
画像の「追加」テキスト
それでも、感想や補足説明のような用途では、画像にテキストを付け加えたくなります。また、ワンクッション置いたり長文を書いたりする場合、SNSに専用の機能がなければ外部サイトに内容を書くことになるため、投稿する人も投稿を見る人も一旦SNSを離れなければなりません。
これらを改善する方法として、画像の「代替」ではなく「追加」テキスト機能があれば手軽に使用できると思います。
ユーザーの操作方法としては多くのSNSのALTと同じような感じで、投稿するときには画像にテキストを追加し、投稿を見るときには画像をタップすれば追加テキストが見れるようになります。追加テキストを見るときは長文用に「もっと読む」ボタンなどテキスト主体で読める機能もあると便利そうです。
追加テキストの問題点
画像の追加テキストはあると便利だと思いますが、欠点が3つあります。
1つ目は、画像がないとテキストを追加できないことです。ワンクッション置きたい場合や長文を書く場合には画像は本来必要ありません。
この対策は難しくなく、SNS側で「ネタバレ注意⚠」や「続きを読む」と書かれた画像を用意しておけば機能的には問題ないでしょう。
また、既にワンクッション置く機能や長文投稿機能がSNSにあるなら、専用の機能であるそちらを使うほうが便利でしょう。
2つ目は、画像自体を隠せないことです。ネタバレなどワンクッション置きたいテキストは書けても、追加テキストの機能では画像自体をワンクッション置くことはできません。
これは、別途画像をワンクッション置く機能があれば解決します。既にこの機能が存在するSNSはいくつかありますね。
3つ目は、SNSの運営費用です。画像の追加テキスト機能を追加すると、サーバーに保存する必要のあるデータが増えます。
これは、追加テキストに文字数制限を設ければ少しは緩和されるでしょう。感想や補足説明やワンクッション置く用途においては文字数もそんなに多くない場合が多いと思います。長文の用途も、文字数制限が邪魔になるほどの長文ならテキストをデコレーションしたり間に画像を挟んだりしたい場合もあるので、外部のサイトに任せたほうが良さそうです。
最後に
SNSの使い方がユーザーによって異なり、1つの機能に対しても複数の意味を持つことがあります。その機能に対する認識の違いによりトラブルが発生することもあります。
このようなトラブルを減らすために、デフォルト設定では簡単に使えつつ細かな機能で調整できたらなと思います。
読んでくださりありがとうございました!